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“巻肩”が原因で呼吸が浅くなる? 姿勢と健康の深い関係

■ 最近「息が浅いな」と感じること、ありませんか?

「深呼吸してもなんだか吸いきれない」
「なんとなく疲れやすい」
「ストレスが抜けにくい気がする」

そんなとき、つい年齢や疲れのせいにしてしまいがちですが、“肩の位置”が関係しているかもしれません。

実は呼吸のしやすさには、姿勢が大きく関わっています。
今回はその中でも「巻肩(まきがた)」という姿勢のクセに注目してみましょう。

■ 巻肩とは?──気づかないうちになっているかも

巻肩とは、肩が前に巻き込まれてしまっている状態のこと。
スマホを見るときやパソコン作業、長時間の運転など、前かがみの姿勢が続くと、自然と巻肩になっていきます。

背中が丸まり、肩が胸より前に出てしまっている。
鏡や写真で見ると「猫背っぽいな…」と感じる人の多くは、この巻肩が隠れた原因です。

■ 巻肩になると、呼吸が浅くなる理由

一見、肩と呼吸は関係なさそうに思えるかもしれません。
でも、巻肩の姿勢になると、胸がぎゅっと縮こまり、肺が広がりにくくなるんです。

本来、呼吸をするときには胸まわり(=胸郭)がしっかり動く必要があります。
ところが、巻肩になると胸の筋肉が固くなり、肋骨や背中の動きも制限されて、呼吸が浅くなってしまうんですね。

■ 呼吸が浅いことで起こる身体の変化

呼吸が浅いと、体のすみずみに酸素が届きにくくなります。
その結果、こんな不調が出やすくなるんです:

  • 疲れやすくなる

  • 集中力が続かない

  • 気分が落ち込みやすくなる

  • 寝てもなんだかスッキリしない

  • 自律神経が乱れやすい

これらの症状、もしかしたら「呼吸の質」が関係しているかもしれません。
そしてその呼吸を浅くしているのが、姿勢の乱れ──つまり巻肩なんです。

■ 整体師の視点:肩を見るだけじゃ足りない

整体の現場では、「肩が前に出ているか」だけではなく、胸まわりや背中の柔軟性にも注目します。

たとえば、胸の筋肉(大胸筋や小胸筋)がガチガチに縮んでいたり、背中の筋肉が働かなくなっていたり。
巻肩の方は、こういった身体のバランスの崩れが呼吸にまで影響を及ぼしているケースがとても多いです。

ですから施術では、肩だけをほぐすのではなく、肩甲骨の動きや胸郭の柔らかさも一緒に整えていきます。

■ 姿勢を整えることが、呼吸を変える第一歩

「深く呼吸しよう」とがんばるよりも、
まずは自然と胸が開く姿勢をつくることが何よりの近道です。

巻肩を改善して胸が広がると、それだけで息がしやすくなります。
呼吸が変わると、体が楽になり、気分も軽くなってきます。

なんとなく調子が出ないと感じるときこそ、
まずは「姿勢」を見直してみてください。
呼吸が変われば、心と体も変わっていきますよ。

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